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「朝のシャワーでお湯が出ない…!」そんな突然のトラブルに、慌てた経験はありませんか?
エコキュートは省エネで人気の給湯機器ですが、使い方や環境によってはお湯が出なくなる場合があります。
このコラムでは、エコキュートからお湯が出なくなる主な原因と、その場でできる対処法、さらに自分でできるチェック方法まで、わかりやすく徹底解説します。
いざというときに困らないためにも、ぜひ最後までご覧ください!
エコキュートで急にお湯が出なくなるとびっくりしますが、実はよくある原因がいくつかあります。ここでは、特に多い6つの原因についてわかりやすくご紹介します。
1. タンクのお湯がなくなっている
エコキュートは、あらかじめタンクにお湯をためておき、そこから使う仕組みです。
主に電気代の安い夜間にお湯を作っているため、日中に大量に使ってしまうと、タンクの中が空になり、蛇口からお湯が出なくなります。
特に来客が多い日や、普段よりもお風呂をたくさん使った日などに起こりやすい現象です。
2. 水の元栓(止水栓)が閉まっている
エコキュートはタンクに水をためて、その水をお湯にして使います。
ところが、水を供給する元栓(止水栓)が閉まっていると、タンクに水が入らず、お湯も作れなくなります。
この元栓が閉じてしまうのは、新しく設置した後や点検・修理のあとに多く見られます。
3. 排水用の栓や逃し弁が開いたままになっている
点検や水抜き作業をした後に、排水栓や逃し弁といった栓を閉め忘れてしまうことがあります。
これらの栓が開いたままだと、タンクの中に水がたまらず、結果としてお湯も出ません。とくに目に見える異常がないため、原因に気づきにくいことがあります。
4. 配管が凍っていたり、詰まっていたりする
冬の寒い日などに、屋外にある配管が凍ってしまうと、水やお湯が通らなくなり、蛇口からお湯が出なくなります。
また、長年使っていると、配管の中にゴミや汚れがたまり、詰まってしまうこともあります。このような状態になると、お湯の流れが悪くなったり、まったく出なくなったりします。
5. センサーや基板が故障している
エコキュートには、お湯の温度や量を管理するための電子部品(センサーや基板)が使われています。
これらが故障すると、タンクにお湯があっても「お湯がない」と誤って判断し、給湯が止まってしまうことがあります。また、基板の不具合により全体の動作が止まるケースもあります。
6. リモコンや設定の不具合
エコキュートの設定が「水」になっていたり、温度設定が低くなっていたりすると、お湯が出ないことがあります。
また、何らかのきっかけでシステムに一時的なエラーが発生すると、お湯の供給が止まってしまうこともあります。
機械自体が壊れているわけではなく、リモコンの設定ミスや一時的なトラブルが原因の場合も多く見られます。
1. リモコンの表示を確認する
・エラーコードが表示されていないか
取扱説明書を確認するか、ネットで「エコキュート+エラーコード」で検索してみましょう。
・給湯温度の設定は適切か
「水」になっていたり、設定温度が低くなっていると、ぬるい水しか出ません。適切な温度(40℃前後)に設定しましょう。
・運転モードが「自動」や「沸き上げ」になっているか
「停止」や「予約」のままになっていると、お湯が出ないことがあります。
2. タンクの残湯量を確認する
リモコンで「残りのお湯(残湯量)」を確認できる機種が多くあります。
残湯量が「0」または少ない場合
タンクのお湯が使い切られている可能性があります。
リモコンの「沸き増し」ボタンを押して、お湯を作りましょう。30分~1時間ほどでお湯が使えるようになります。
3. 給水止水栓が開いているか確認
エコキュート本体(屋外設置)の近くにある「止水栓」(水の元栓)が閉まっていると、タンクに水が入らずお湯が出ません。
給水止水栓は機種により位置が異なるので場所がわからない場合は、取扱説明書か設置業者に確認しましょう。
4. 逃し弁や排水栓が開いていないか確認
点検や水抜き後に、排水栓や逃し弁が開いたままになっていると、お湯が出ません。
栓が開いた状態だと、タンクに水がたまらず、お湯も作れません。
手で閉じることができる場合もありますが、不安な場合は設置業者に確認しましょう。
5. 配管が凍っていないかチェック(冬場)
寒い地域では、配管が凍って水やお湯が流れなくなることがあります。
外にある配管が冷たくてカチカチに硬い場合は凍結の可能性大。
この場合はぬるま湯をゆっくりかけると自然に解凍できます。
熱湯は絶対にかけないでください。配管が破損する恐れがあります。
6. 電源を一度リセットしてみる
一時的なエラーの場合、電源のリセットで復旧することもあります。
エコキュートからお湯が出ないとき、「自分で直せるのか、それとも業者を呼ぶべきか」で悩む方は多いのではないでしょうか。
修理業者に相談・依頼するべきタイミングを、わかりやすく紹介します。
1. リモコンにエラーコードが何度も出る
チェックポイント
・エラー番号が繰り返し表示される
・一度リセットしても再発する
エラーの内容によっては、内部基板やセンサーの故障の可能性があります。
個人での修理は難しく、放置すると他の部品へも悪影響を及ぼします。
2. 配管から水漏れしている
チェックポイント
・タンクの下や配管接続部が濡れている
・配管の周辺から「ポタポタ」「チョロチョロ」音がする
配管の破損や劣化が進行している可能性があります。水漏れは見えないところで進行することもあり、放置すると本体が故障したり、建物に被害が及ぶリスクも。
3. タンクや本体から異音がする
チェックポイント
・「ゴンッ」「ジジジ」「キーン」など普段と違う音がする
・作動音が異常に大きい
異音は、ヒーターやポンプの劣化、基板の故障などを知らせるサインです。
無理に使い続けると、部品の破損が進んで修理費用が高額になることも。
4. お湯がまったく出ない/出たり止まったりする
チェックポイント
・どの蛇口をひねってもお湯が出ない
・出たり止まったりを繰り返す
タンクの異常、内部配管の不具合、センサーの誤作動などが考えられます。
単なる設定ミスではない場合、素人判断では原因特定が難しく、プロの診断が必要です。
5. リモコン操作をしても改善しない
チェックポイント
・運転モードや温度設定を変えてもお湯が出ない
・リモコンの表示や反応が不安定
設定ミスではなく、配線トラブルやリモコン自体の故障の可能性があります。
表示に異常がある場合は、システム全体の点検が必要です。
エコキュートで突然お湯が出なくなるのは、貯湯タンクのお湯切れや設定ミス、配管の凍結、内部の故障などが原因として考えられます。
まずはリモコンの表示や止水栓の開閉をチェックしてみましょう。
簡単な対処で直るケースもありますが、異音や水漏れ、エラー表示が出ているときは、迷わず修理業者に連絡を。
早めの対応が、故障の拡大や修理費の増加を防ぎます。
放置すると完全に故障し、高額な修理につながる場合もあります。
トラブルを最小限に抑えるためにも、早めに対応するのがポイントです。
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